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急性膵炎で2度入院!?②―入院も2度目なら少しは上手に?の巻―「閉経宣言」 vol.16

気分はアニーな完熟オレンジさん

チーム完熟 の【完熟お見舞い、申し上げます】
既婚、未婚、子あり、子なし、シングルマザーとバラエティに富んだ編成のコピーライター集団「チーム完熟」。酸いも甘いもかみ分けてきた40代~50代の4人が人生の後半にさしかかり、訪れた心身の変化に向き合う奮闘記【完熟お見舞い、申し上げます】。同世代の読者が抱えるモヤモヤした気持ちを少しでも明るく照らせますように!


みなさん、こんにちは。めまいの人、改め急性膵炎の人。完熟オレンジです。

1度目の急性膵炎で、「よくぞ早くに来てくれました」と先生に褒められた(言われただけ)
ことを、たった一つの勲章だってこの胸に信じて暮らしてきたオレンジ。

2度目の急性膵炎は、前日の夜中、みぞおちの痛みがお腹全体にひろがったときに、「これ、多分急性膵炎かなぁ」と8割方確信。熟睡時間を持てないままに夜明けを待って救急外来までタクシーで乗り付けました。

なぜ、人は、こんなときでさえ、夜明けを信じて待つのかしら。

いきなりミュージカルの歌詞みたいなセリフ、浮かびました。
なんとなく、「夜明けとともに痛みも癒やされるかも」って希望を持っちゃうみたいです。私の場合。
明日を夢見るアニーか! 知らんけど(笑)

さて、恋は2度目から、入院も半年のうちの2度目なら、少しは上手に対応できるでしょうか。

1度目のときは、家のテレビもエアコンもつけっぱなしで救急外来からそのまま入院だったため、友達に迷惑をかけました。
真夏の暑い日に、まず病院までカギを取りにきてもらい、家に行ってもらい、入院に必要な諸々を持ってまた病院へ。

とっても親しい友達ですが、パンツの収納場所までは共有していなかったので、私が電話で指示を出し、必要な品をガサ入れよろしく探し出してもらいました。
さらに、心優しい友人は、観葉植物まで持って帰ってくれたのです。ありがたし。

「必要な品」と書きましたが、今思うと、「これ、ほんとに女性の入院用品リスト?」と驚かれるほどあっさりしたものでした。1週間分の下着(パンツ、キャミソール、靴下)、毎日飲んでいる薬、パソコン、充電器、歯磨きセット。お願いしたのはこれだけでした。色気がない!

2度目の入院時には、救急外来へ出かける時から、「念のため」と、上記の品にドライシャンプーと、枕にシュッとする香り控え目のアロマを追加してバッグに詰めて出かけました。もちろんテレビとエアコンの電源はOFFにして、観葉植物にはたっぷり目のお水もあげて。
自分で自分を褒めてあげたい!銀メダル贈呈!

室温調整されている病室ですが、ホットフラッシュの気のあるメノポーズ世代はすぐに汗ばむ頭の臭いが気になるところ。入院中は頻繁な洗髪をお願いすることも叶わないので、ドライシャンプーは重宝しました。これは日常でも役立ちますよ。


肝心の治療ですが、急性膵炎の場合は、絶飲食のうえ、24時間大量の点滴投与となります。私は軽度でしたので、絶飲食が3日間で終了したのが幸いでした。

重度の場合、例えばチュートリアルの福田さんは、七転八倒の痛みで入院。入院後3日間は腹痛に苦しみ、絶飲食も10日間に及んだといいますから(*1)甘くみてはいけない病気です。

絶飲食ということは、水もダメ。
私は、毎日飲んでいる降圧剤と肝臓の薬を飲む必要があったので、その際のお水にはOKがでました。でも、ほんのひと口。
本当は1滴も飲まない方がいい、という前提があるからでしょうか。「ここぞとばかりにグビグビ飲んじゃえ」とも思わなかったのが不思議でした。

さらに驚くべきことに、お腹がまったく空かないのです。
24時間点滴三昧だったからでしょうか。すし三昧でもないのに……。
人間、点滴だけで命を繋ぐことができるんだなと身を持って実感。
点滴恐るべし。そしてありがとう!

点滴を受けるだけの3日間。さぞや退屈だったろうとお思いでしょうか? それが、3日間、朝夜関係なく、検査以外はほぼ寝ていたのであっという間だったのです。
看護師さんに「この点滴に睡眠薬入ってるんですか?」と聞いたぐらいです。

「入ってないですよ。内臓がダメージを受けていて、それを回復するために体が頑張ってるから、疲れて眠いのかもしれませんね」という看護師さんの答えにすごく納得しました。
BGMは、「聖母たちのララバイ」一択!

身体の弱った動物は、身をひそめてじっとして動かないと言いますもんね。自分で自分を溶かそうとする膵臓と周辺の内臓のダメージは相当なものだったことでしょう。リカバリーのため、身体全体がいろんな場所を細胞レベルで修復してくれていたんだなぁと思うと、自分の身体が愛しくてしかたありません。 

「今まで無理させてごめんねーー!」と謝りつつ、熟睡するわたくし。
いい気なものね。ふっ。


最近ずっとこのパターンだな。
何回目? ええ加減にせぇ!
と自分でノリ・ツッコミしました(笑)。

さて、3日間の絶飲食を終えたら、翌朝は三分がゆ(ほぼお汁)のお粥。

全細胞に染みわたるお米のチカラ! 大変ありがたく何度も咀嚼して、味わいながらいただきました。

食事は徐々に普通食に戻り、退院の日のお昼はこちら。私としてはご飯の量が多いぐらいです。膵炎に脂質は大敵なので、ドレッシングはノンオイルが絶対でした。

それにしても3日間の絶飲食、4日目の回復食からの普通食とくれば、
これもう断食道場でしょ!
「退院後、5キロぐらい痩せているんじゃない?」とひそかに期待していましたが、第一次入閣、いや入院も、第二次入閣、いや入院も結果はマイナス2キロ。

この年齢になると「1週間で2キロもマイナスだなんて日常生活ではありえない!」と、わかってはいるのですが、なんといっても夢見るアニー。「なんだ、2キロか、ちっくしょー」なんて憎まれ口もたたくわけです。(アニーはそんなこと言いません!)

退院後はすぐにリバウンドして、入院前より太っちゃうのまでがお約束で、第一次入院後は大幅にリバウンド。7キロ(!?)ばかり太ったころに第二次入院となったのです。

このリバウンドについては、さすがに反省し、原稿を書いている今もマイナス2キロを保っています。反省が効いてる! ってか、もっと痩せないといけないんですよね。ふっ。

さてさて、2度の入退院を繰り返し、脂肪肝の悪化から初期糖尿病に至るお話は、血液検査の結果データが揃い次第、追ってお知らせいたしますね。

メノポーズ仲間に言っておきたいことは、まだまだあるのだ。
ほほほほほ。

*1 チュートリアル福田 急性膵炎との闘い
https://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20170613_02.html


チーム完熟・オレンジ(ライター)

「チーム完熟」の最年長者。1966年生まれのいい歳した永遠のカマトト。コピーライター / 結婚・出産経験なし / 閉経年齢は53歳。更年期症状はほぼやり過ごしているが、太り過ぎからくる生活習慣病をなんとかせねばと思う日々。
執筆note 「完熟5(かんじゅくふぁいぶ)」

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