チーム完熟 の【完熟お見舞い、申し上げます】
既婚、未婚、子あり、子なし、シングルマザーとバラエティに富んだ編成のコピーライター集団「チーム完熟」。酸いも甘いもかみ分けてきた40代~50代の4人が人生の後半にさしかかり、訪れた心身の変化に向き合う奮闘記【完熟お見舞い、申し上げます】。同世代の読者が抱えるモヤモヤした気持ちを少しでも明るく照らせますように!
みなさん、こんにちは。
完熟オレンジが、ひとり暮らしの「もしもの時」をひとり勝手に考えるシリーズ第3弾。9月は防災の日もあったことですし、災害時の備蓄について記します。
オレンジの住居は9階建てマンションの5階。市から配られた防災マップで、水害時も2階以上であれば問題のない地区に住んでいることは確認しました。
比較的地震も少ない地域でもあるので、(油断は禁物ですが)鉄筋コンクリートのマンションが崩れるほどの地震でない限りは、避難所に逃げるよりもマンション内で籠城する率が高かろうという想定をしました。
ここでお伝えせねばならないのが、マンションの広さ&間取りです。めっちゃ狭いのです!!24平方メートルほどのワンルームで、寝起きしているのは8畳ほどのひと部屋。大学生のひとり暮らしを想像していただければ良いです。
なので、とにかくモノを持てない。「もしもの時」の備蓄もひと苦労なのですが、1週間程度の籠城を視野に入れて大きく下記のカテゴリーで用意しました。
1) なにはともあれ、お水
2) 命綱となる、充電器
3) 食料とカセットコンロ
4) 乙女たるもの、トイレ
収納スペースがほぼないので、無印良品の収納ケースに1週間分の諸々を詰め込んでいます。賞味期限のあるものも1年以上のゆとりをもって。ケースには保存期限の締め切りを書いて貼っています。
普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら買い足す・・・という今流行のローリングストックは、性に合わないのでやっていません。ポリポリ。
「一度、備蓄を用意したんだから、1年間ぐらいは忘れさせてぇ」の気持ちです。
*賞味期限が近くなったら食べますよ!
さて、『なにはともあれ、お水』ですが、ここでメノポーズ後半戦の女の古(こ)ならではの備蓄スタイルがあるのです。
お水は500mlのペットボトル一択。
もうね、2Lのお水なんて、重くて持てないの。いざ飲もうって時でも、2Lのペットボトルなんて、重くてお水をコップに注げないの!
だから、500mlのペットボトル8本を2ケース用意しました。
1日2本で8日間。良し!
*だからこそ、普段から鍛えるべし!というライチ師匠のお言葉が聞こえてきそうよ(笑)
「命綱となる充電器」は、次号でお伝えする「避難用リュック」に入れています。電池で充電できるタイプね。良し!
続いて、『食料とカセットコンロ』です。
被災した方の体験談を読んでみると、被災直後は心身共にストレスが激しいためか、固形物は喉を通らなかったいうお話がちらほら。
そこで、ゼリータイプの栄養ドリンクを避難用リュックにしのばせ、備蓄用としてはコンロで食べられるお米、おかゆ、具だくさんのスープを中心に用意しました。
メノポーズ後半戦の女の古(こ)である私は、全盛期に比べて食欲も低下しているため、普段でも食べる量は減っているんです。これだけあれば充分、と思っています。
*ぜんざいも忍ばせたよ!甘いものでほっこりしたいもん。
さらに『乙女たるもの、トイレ』に関するもろもろですが、簡易用トイレのグッズは無印良品の収納ボックスをひとつまるごと使って収納しています。トイレ問題はひとり暮らしでも切実ですもの!!
実はまだ一度も使用したことがありません。近いうちに試してみる必要がありますね。「もしもの時」、使ったはいいけど「なんじゃこりゃ~!」とショックを受けてはいけません。非常時は少しでも平穏でいたいものです。
最後になりましたが、せま~いワンルームの意外な収納先を発見したのでお知らせします!いや、これ、当たり前なのかな?
「立ってるものは親でも使え」のことわざにならって、
収納場所があればドアでも使え
と、現在使うことのないドアポストも収納場所にしました!
ドアポストの容量はかなりあって、これだけ入ります!
ここには、雨用カッパ、簡易トイレ、高機能マスク、クッキー、ホイッスル、そして、生理用ナプキンをいれています。災害時には生理用ナプキンが止血等に役立つそうですよ。
「どれも使うことなく過ごすことができればいいな」と、お祈りして、締めのご挨拶とさせていただいます。が!完熟オレンジの「もしもの時」対策。まだつづきます。
おほほほほ。
*こちらも参考にどうぞ
政府広報オンライン 「災害時に命を守る一人ひとりの防災対策」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html