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毎日忙しく、疲れもたまりがちなメノ活世代。「運動した方がいいのはわかってるけど、これ以上がんばれないよ～」っていうのが正直な気持ちでは？
がんばらなくてもいい、気持ちいいレベルのゆるーいトレーニング＆ストレッチ＜メノトレ＞は、今日のからだを快適に、明日のからだをもっと元気にするコツをお伝えします！
マスクを脱いだら……輪郭が気になった！?
前回の「顔色」に引き続き、私たちメノポーズ世代の顔で気になることといえば、たるみではないでしょうか。ふいに窓ガラスに映った横顔を見ると、マスク生活をする前より輪郭が丸くなっているような気が……特にアゴ。柔和な印象になって良いというふうにも考えられますが、すっきりさせたいという方は顔の筋トレを習慣にしてくださいね。
年を重ねると、どうしても筋力は低下していくもの。顔から頭、首にかけて広がっている表情筋も例外ではなく、筋力は衰えてしまいます。また、皮膚の弾力性が低下したり、筋肉を使う機会が減ったりすることで、より筋肉が動きにくくなり、さらに筋力が低下していくという負のスパイラルを引き起こすといわれています。※1
つまり、顔のたるみを食い止めるには、表情筋をよく使い、ほどよく刺激を与えておくことが有効といえそう。※2 さっそくエクササイズをご紹介します。ふだんから笑顔を大きく表現するようにして、口まわりの筋肉を使っておくことも良さそうですね。
「ムンク・エクササイズ」で口角上げ
表情筋のなかでも、口角を上げる部位は大頬骨筋、たりエクボをつくったりする部位は笑筋（しょうきん）と呼ばれています。まずは、おだやかにほっぺや口の周りにあるそれらの筋肉を使えるようにしてアゴまわりや輪郭へアプローチしていきましょう。
ムンク・エクササイズ
①テーブルやデスクに肘をつき、両手の平で両頬を支え、ムンクの『叫び』のようなポーズをとる。
②そのまま口角を左右対称に引き上げる。これを5～6回繰り返す。
わたくしマンゴーがやってみると、口の横から耳の下かけてなんとなくハリ（筋肉痛ともいう）を感じます。ふだんから口を両横に引く表情が少ないかもしれませんね。これを機にたくさん笑うことを心がけたいと思います。 わっはっは！
参考
※1 たるみとは 日本化粧品技術社会
https://www.sccj-ifscc.com/library/glossary_detail/1031
※2 顔面たるみの二次元簡易的測定法の開発
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/49/2/49_114/_pdf/-char/ja
監修：理学療法士 浜野 久美子
チーム完熟・マンゴー（ライター）
「チーム完熟」の下っぱ特攻隊長。厄年以上、更年期未満の1979年生まれ。フリーランスコピーライター / 唎酒師 / 2児の母 / 2021年5月に離婚。2020年末あたりから謎のめまいが頻発し、その原因を突き止めるべく病院をめぐる。2021年現在のストレス点数は685点（※300点以上で翌年に健康障害が生じる危険性80% 出典：夏目誠・大阪樟蔭女子大学教授提供より）。
⇒ 執筆note 「完熟5（かんじゅくふぁいぶ）」