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ブルベ?イエベ?結局なんなん?今さら聞けないあの診断に行ってきた!「50歳のうぬぼれ鏡」Vol.22

パーソナルカラー談義をするチーム完熟の4人

チーム完熟 の【完熟お見舞い、申し上げます】
既婚、未婚、子あり、子なし、シングルマザーとバラエティに富んだ編成のコピーライター集団「チーム完熟」。酸いも甘いもかみ分けてきた40代~50代の4人が人生の後半にさしかかり、訪れた心身の変化に向き合う奮闘記【完熟お見舞い、申し上げます】。同世代の読者が抱えるモヤモヤした気持ちを少しでも明るく照らせますように!


心の美しさや教養はいっさい度外視、とにかく見てくれをなんとかすることに特化しているのが私のコラム。
今回はついに、いよいよ、満を持して!連載前から案に上がっていた「パーソナルカラー診断」に乗り込むことになりました。


「ブルベ冬」とか「イエベ春」とか、小耳にはさむたびに若干ざわざわする、あの美容系ワードの出どころです。
色彩理論をもとに、似合うメイク用品や服の色の傾向がわかる判断法らしいということはなんとなく知っており、ずっと気にはなっていました。
なぜ今まで診断を受けていなかったのかというと、「今までのおぬしのメイク・服装は間違いじゃ!」とダメ出しされたらいやだなあという気持ちがありました。
そして理論自体にちゃんとした根拠があるのか、いまいち信じられなかったこともあります。風水とか血液型性格診断とそんなに変わらないんじゃないの?と。


繰り返しになりますが私は容姿コンプレックスが強く、中でも女性らしい柔らかさや華やかさが足りないという自覚があります。
子どもの頃から「女の子らしい」「可愛らしい」とされているフリルやリボン、赤やピンクを避けてきました。今でもブルーや黒を着ているといちばん落ち着きます。
ただ近年、ジェンダーフリーの考え方が浸透し、男の子は青、女の子はピンクといった性別による画一的な押しつけはよくないとされていますよね。
私もだんだん、女らしくない、イコールブルーという考えも古いよなぁという気分が強くなってきました。
一度、プロの客観的な意見を聞こう。今までの自分を否定されてもそれはそれでよし。この機会に意識をアップデートしたい。


ふだんから完熟メンバーがあーだこーだ言い合うチャットのボードにて、「次はカラー診断、やってみる!」と宣言したところ、早速3人とも自分のタイプを教えてくれました。


マスカットさん「20年以上前に診断受けたよ。オータムって言われた!でもおしゃれに興味なくて、結果が全く反映されてないのが私らしいよね」
えっ、そんなに前からあるんだ。それに診断結果がぴんとこなければ、別に言われたこと実行しなくてもいいよね。うんうん。


マンゴーさん「昔の同僚にカラリストの資格持ってる子がいて、オータムって言われたけど髪色も変わったし、今は自称ウインター。私を柴咲コウさんに似てるってずっと言い続けている(認知能力心配ぎみな)友達がいるんですけど、柴咲さんってウインターなんですよね。だから私もそうじゃないかと思うことにしましたww」
マンゴーさん、以前は黄みがかった茶髪だったのが、今は黒なのでパーソナルカラーも変わったはずとのこと。女優似のくだりは、実際美人さんなので「さ、さもありなん…」と納得。


オレンジさん「ユニクロのサイト
https://www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/color-analysis
自己診断してみたらイエベの春でした。そういえば自分、若い頃は緑色のコートが似合ってたな。イエベ春だったからか!またキレイ色着ようっと」
えっ、サイトで質問に答えるだけで診断できるの?
ユニクロの診断、私も試してみました。ところが答えが難しくてわからないものが多々。考えすぎなのかなぁ。
そして、オレンジさんはキュートな色がお似合い!春のイメージ、納得です。


みんな自分のタイプがわかっているの羨ましいな。3人の会話に入りたい気持ちがぽんと背中を押しました。
行きやすい立地のサロンのサイトにアクセスすると、向こう1週間くらいは空きがなく、唯一空いていたのが翌日の朝イチ。えーい、ままよ!まったく心の準備ができないまま、勢いで予約。


当日の服装は全身黒にしました。
一応、聞かれたら「似合う色がわからないのでいつも黒を着ているが、ちかぢかちょっとしたパーティーがあるのでカラーの服を買いたい」という設定を用意していました。
もちろんパーティーなどありません。なんなんだこの小芝居は。
マンゴーさんによると、着たい服を持っていってアドバイスを受けるのもありだそう。


マンションの一室のサロンを訪ねると、雑誌VERYの看板モデルの滝沢眞規子さんを若くしたような、丸い目が可愛らしいパーソナルカラリストさんが出迎えてくれました。仮にマキコさんと呼ぶことにします。
マキコさんのいでたちは黒のニットに鮮やかなコーラルピンクのパンツ、ネイルはぱきっとした原色のブルー。なるほど、診断結果を知っていればこういう難しそうな色も自信を持って着こなせるのね。


外光が射し込む明るい部屋に通され、テーブルの前に座ると、まずはアンケートシートに記入。
年齢、申し込みのきっかけ、好きな色などなど。
最後の質問は、「どういう自分に見せたいですか?」。これが難しくて思わずペンが止まる。そりゃあ若々しく可愛くなりたいけれど、現状の素材の限界があります。
私はどうなりたいのか?君たちはどう生きるか?こんなところで人生の難問にぶち当たってしまいました。
迷った末に「健康的で優しそうな感じ」と書きました。
「ハリー・ポッターのスネイプ先生似の、若干迫力のある黒ずくめのオバさん」のカードはすでに持っているので、2枚めは「優しそうでふんわりしたマダム」のカードが欲しいです。


パーソナルカラーについて何も知らないというと、ざっくりと説明をしてくれました。
まずは薄紫のアイメイクをしてアンニュイな表情を浮かべた女優さんと、オレンジ系のリップで元気に微笑む女優さん(同一人物)の写真を見せられます。
マキコさん「どちらに、より好感を持ちますか?」
ライチ「いやあ、どっちも可愛いですね〜。これは選べません…」
「こちらのオレンジ系のメイクの方が、初対面の人には好感が高いといわれています」
私がだらだらと見とれているのを途中で遮って、ぴしっと言い切るマキコさん。
「このように、合わせる色によってその人の印象はまったく変わってしまうんです」
こうした色彩の効果を応用したのがパーソナルカラー。その人にマッチしたカラーのメイク・服装を身につけることで顔色が明るく見えたり、小顔に見えたり、顔のパーツが上がって若々しくなるなど、さまざまなメリットがあるとのこと。


続いて四季にたとえた4タイプそれぞれの説明。必ず、当てはまる女優さんの写真がくっついてくるのが面白い。皆さん綺麗すぎて何の参考にもなりません。
「…というのがスプリングの特徴です。わからないことはありますか?」
「すみません、実は、自分に関係ないと思って流してました」
スプリングのカラーグループは、にごりのないきれいなパステルカラーが中心。絶対自分じゃないだろーと思ってました。


私があんぽんたんかつ失礼なことを言ったせいで真顔になったマキコさん。
「ライチさん、ご自分は4タイプのうちどれだと思いますか?」
「生きてて一度も色白だと思ったことはないので、なんかくすんだ感じのタイプじゃないですかね〜?」
「早とちりされてる方が多いんですけど、実は色白か、色黒かは直接タイプと関係ないんです。私は少し褐色の肌で決して白くないですけど、スプリングなんですよ」
確かにマキコさんは少し日焼けしたようなヘルシーな肌色です。そして、きれいなピンクのパンツが似合っている。
おお、私勘違いしていました。冬とか春とか聞くたびに「美白自慢かよ!」って思ってたのは、違ったようです。ごめんなさい…。
そこからは真面目に各タイプのお話を聞きました。


その後、髪の色、瞳の色、手首内側の静脈の色を確認。
顔を近づけて目をじっとのぞきこまれた時は無駄にドキドキしました。
「濃い茶色ですね。黒目のふちははっきりしていません」
日本人の目の色なんて、みんなだいたい茶色じゃないの?と思いますが、パーソナルカラー診断はもともとアメリカ生まれの理論。
目の色がさまざまな西洋人向けと思えば納得ですね。


いよいよ、顔の近くにドレープ(50cm四方くらいのカラフルな布)を当てて細かな分析を開始です。
おや?ここからいいところなのに残念!文字数がだいぶオーバーしてしまいました。
続き&診断結果は次回お伝えします。お楽しみに!

チーム完熟・ライチ(ライター)

「チーム完熟」のクールダウン担当、通称・師匠。1971年生まれ。雑誌編集を経て1997年からコピーライター。既婚・子なし・別居中。2018年から認知症の実母の保護者となり、2020年に看取る。コロナ禍でのもっかのマイブームはプロ将棋観戦。
執筆note 「完熟5(かんじゅくふぁいぶ)」

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