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薬とわたし。~能天気なわたしに刺さったリケジョからのアドバイス~ 「閉経宣言」 vol.23

49歳時の最高血圧を公開する完熟オレンジさん

チーム完熟 の【完熟お見舞い、申し上げます】
既婚、未婚、子あり、子なし、シングルマザーとバラエティに富んだ編成のコピーライター集団「チーム完熟」。酸いも甘いもかみ分けてきた40代~50代の4人が人生の後半にさしかかり、訪れた心身の変化に向き合う奮闘記【完熟お見舞い、申し上げます】。同世代の読者が抱えるモヤモヤした気持ちを少しでも明るく照らせますように!


みなさん、こんにちは。
2015年の夏から血圧を下げる薬(アムロジビン)と、悪玉コレステロール値を下げる薬(ロスパ)を飲んでいる完熟オレンジです。

さらに3年前からは、肝臓の薬(ウルソデオキシコール酸とEPL)も追加されて、毎食後に合計11錠飲んでいます。

昨年の3月~4月にオレンジを襲った史上最悪のめまいの際には、これに漢方薬も加わり、1日11錠+11袋のお薬を飲んでいました。
この経験があったからか、11錠に戻ったいまでは、「お薬少な~い」という感覚になっているのが、いいんだか、悪いんだか(笑)。

めまい体験については、昨年3作かかせていただきましたので、今回は、血圧と悪玉コレステロール値を下げる薬を飲むに至った経緯を記します。

さあ、お待たせしました。オレンジのXファイルとして一部で有名な、30年分の健康診断をまとめたクリアファイルを紐解き、以下に血圧の推移をまとめてみました。

*健康診断の数値をまとめたので、新型コロナウイルスの影響で健康診断を受けなかった2019年、2020年の数値はありませんが、大体130/80㎜Hg前後を推移しています。

日本高血圧学会の高血圧診断基準では、診察室で計測した血圧の場合、収縮期血圧130-139 mmHgかつ/または、拡張期血圧80-89 mmHgが高血圧といわれているので(*1)、私は45歳から高血圧だったんですね。

メノポーズ(更年期)は閉経年齢の前後5年間といわれているので、53歳が閉経のわたしの場合、48歳からメノポーズにはいっています。
ってことは、メノポーズ2年目で血圧166 /100mmHgをマークしたんだなぁとしみじみ。

わたしは更年期高血圧との診断は受けていませんが、更年期によるエストロゲンの減少が高血圧に関係するとも考えられている(*2)ので、お年頃のみなさんはご注意くださいね。


さて、実はこの記録を樹立した日、最初に機械の血圧計で測った時には、収縮期血圧(いわゆる上)が188 mmHgあったのです(下は覚えていない)。当時のわたしは血圧の基準値に無頓着。デジタルで表示された数値を見ても何の感想も持たず、シュルルル~と印刷された紙を「はい(にっこり)」と、看護師さんに渡しました。

「188!?」
と、看護師さんが驚いて、「大丈夫? 具合悪くない? 横になる?」と、たいそう心配してくれました。

シュコ、シュコ、シュコと、手動で測り直してくれましたが、それでも上が170 mmHg台。再度測り直して166/100 mmHgに落ち着いたのですが、「今日、胃のレントゲンは受けられないからね」と。確かにアクロバティックな動きを要求されますもんね。頭に血がのぼりそう。

それにしても、わたしったら、45歳から検診の度に「かかりつけ医に行ってください」と、言われていたはずなのです。だけど、自分の健康を過信していたし、「こんなのたまたま」ぐらいに思って放置していました。

もっとはやく、自分の身体にきちんと向き合っていたら、166/100 mmHgを記録することはなかったかもしれません。

振り返ってみると、高血圧の始まりの時期は、公私ともにいろんなイベントが目白押しで、体重も増え続けた時期でした。

40歳にしてはじめての上京、はじめての一人暮らし。東京の水が合ったのか、何を見ても、やっても、楽しいことだらけ。40代前半は、仕事も遊びも「遅れてきたアオハルか!」というぐらい青春真っ盛りで一生懸命でした。

そして、迎える40代後半。アオハル状態をひきずって、楽しいこともチョモランマ級で、辛いことも日本海溝級というアップダウンも激しく、そりゃ、血管もギュー―――――ッとなるよ!って毎日。

自身の体力に衰えを感じつつも、身体の悲鳴を無視してやり遂げるパワーはあるのがやっかいだったのかもしれません。
自分の身体なのに、だれよりも自分が粗末に扱っていた。そんな40代後半だったように思います。しんみり。

当然のことながら、166/100 mmHgという数値すらも無視しようとしていました。思い返すと鳥肌ものです。



そんなある日、友人の中でも数少ないリケジョ(理系女子)に血圧の数値を話したところ、彼女は顔色を変えてこう言いました。
「オレンジちゃん、すぐ病院行って薬もらって」。

「でも、でも~、降圧剤を一度飲んだら最後、一生飲まないといけないってよく聞くから飲みたくない。痩せたら治るから(てへぺろ)」と、巷の噂話を言い訳にして口答えするわたしに、「オレンジちゃんの気持ち、わからんでもないけど」と、前置きをしてリケジョちゃんはこう言ってくれたのです。

「その数値やと、いまこの時も血管に負担がかかってるってことやん。まずは問答無用で西洋医学の助けを借りて。薬飲んで一刻もはよう血圧下げて。
食習慣や生活改善に取り組むんは、数値、下げてからでええやん」。


「そっか!この瞬間も血管に負担が!」「痩せるの待ってる場合じゃない!」
数値を冷静に捉えたリケジョちゃんの言葉に目からウロコだったわたしは、翌日ソッコーで病院へ。

再度の血液検査の結果、冒頭で述べたように、髙血圧対策だけでなく、悪玉コレステロール対策のお薬も処方されました。

あのとき、私を心配してやさしくきっぱりと言ってくれた彼女には、本当に感謝しています。泣。

私が受けたこのご恩のペイフォワードとして、リケジョちゃんの言葉を完熟コラムに残すことで、誰か必要とする人の目に留まればいいなと思います。

それはそうと、せっかく薬で血圧を下げているんだから、いい加減、次のフェーズへとすすみましょう。食習慣、生活習慣の改善に取り組んで健康体重をめざそうね、わたし。
おほほほほ。

*1 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」高血圧
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-003.html

*2 オムロンヘルスケア~vol.90 「更年期高血圧」に注意しましょう

https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/90.html

チーム完熟・オレンジ(ライター)

「チーム完熟」の最年長者。1966年生まれのいい歳した永遠のカマトト。コピーライター / 結婚・出産経験なし / 閉経年齢は53歳。更年期症状はほぼやり過ごしているが、太り過ぎからくる生活習慣病をなんとかせねばと思う日々。
執筆note 「完熟5(かんじゅくふぁいぶ)」

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