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不正出血は突然に。~前編~ アラフォーからのセルフラブ vol.2

不正出血の謎に悩む

チーム完熟の【完熟お見舞い、申し上げます】
既婚、未婚、子あり、子なし、シングルマザーとバラエティに富んだ編成のコピーライター集団「チーム完熟」。酸いも甘いもかみ分けてきた40代~50代の4人が人生の後半にさしかかり、訪れた心身の変化に向き合う奮闘記【完熟お見舞い、申し上げます】。同世代の読者が抱えるモヤモヤした気持ちを少しでも明るく照らせますように!


不正出血は突然に。~前編~ アラフォーからのセルフラブ vol.2

何から書けばいいのか
わからないまま時は流れて……。

カンテラでコラムの連載がはじまったものの、
幸か不幸か更年期障害的な症状はなく、
次はどうしようかと思っていたところ、
それは突然訪れた。

「あれ? 生理?」
便座の上で、はたと考えた。
次の生理が来るには少しばかり早いのでは?

出血といってもほんのわずかだし、鮮血というようなものでもなく、
どちらかといえば生理の終りかけのような雰囲気。

となると、前回の生理の残り?とも思ったのだけれど、
いやいや、そこからも10日くらいは経っているし。

改めて月経管理アプリを確かめたところ、「予定10日前です」の表示。
だよね。
若い頃は生理不順だった私も、ここ数年は29日周期くらいで落ち着いているし。

つまりこれって、不正出血ってやつでは⁉︎
47歳、初の不正出血。
まぁ正確に言えば、どっかでそんなこともあったかもしれないけれど、
覚えている限りこういう現象は今までなかった。はず。

コラムのネタに困っていた私への神様からのギフトかも、
とポジティブに捉えてみたけど、やはり不安は打ち消せず検索してみた。

「不正出血」
→生理時以外に、出血すること。

はい、まさにそれ。

「不正出血 原因」
→腟、子宮、卵巣などに異常があり、病気が原因で出血している。

そうそう、それが心配なの!

さらに調べをすすめたところ、不正出血の原因は主に4種類にわけられるらしい。

1・器質性出血
病気が原因の場合。
考えられる疾患は、がんや、ポリープ、腟炎、子宮内膜症など。

これは困る……。

2・機能性出血
ホルモンバランスの乱れが原因の場合。
ストレスがある場合や、思春期、更年期などにみられる。

コラム向きの不正出血ではある……。でも嬉しくはない……。

3・中間期出血
排卵期に出血する場合。
排卵の時期の出血で病的なものではない。

感覚的にはまさに中間期というタイミングだけど、月経管理アプリによれば排卵期ではない様子。

4・その他
妊娠した時の出血、性交などで腟内が傷ついたことによる出血

エヘヘヘヘ。
心当たり、ない……。

とまぁ、知ったところで安心できるわけもなく、検索を続ける。

「不正出血 病院」
→少しでも不正出血があったらできるだけ早めに受診を。

そう言われると思ったよ。
でもさ、めんどくさいんだよね。病院ってめっちゃ混んでない?

考えるだけで気が重い。

そんな私に天使か悪魔かどちらかわからないささやき情報が。

病院に行く目安について調べていたところ
ほとんどの場合は病気というより、ホルモンバランスなどの一時的なこと

だよねだよね!

さらに
鮮血ではなく茶色の不正出血の場合は、それほど心配がないとされています

だって!

見よ!これがネット検索というものの恐ろしさだ!
自分に都合のいい情報は、取ろうと思えばいくらでも取れちゃう、という。

※編集部注:40代以降の不正出血の主な原因についてはこちら

とはいえまぁ、出血は止まっているみたいだし、様子見でいいか……。

そんな気持ちになりかけた私の頭に、数ヶ月前の出来事がよぎった。

彼女はライターとしては先輩だけど、私よりずっと若い30代前半。
婦人科系のがんを患って、そこから戻ってきたところで久しぶりに話をした。
「がんサバイバーの経験を生かして、コラムを書こうと思ってるの」と、
にこやかに話してくれた。

彼女が書くコラムは、きっとたくさんの人を励ますに違いない。
私も読むのが楽しみだ。
「今度ゆっくり話を聞かせて」と約束した。

その1ヶ月後に訃報が届いた。

きっと彼女なら「病院に行ったほうがいい!」って言うだろうなぁ。

病院に行ってなんでもなければ、なんでもなかったことを、
そうじゃなければ、そうじゃなかったことをコラムにしよう。

スマホから診察予約を入れた。
この出来事は神様からじゃなく、
彼女からのギフトかもしれないなぁなんて思いながら。

後編はこちら

チーム完熟・マスカット(ライター)

「チーム完熟」イチの恋愛体質。十数年前にDV的なごちゃごちゃの果てに一人息子を抱えて離婚。元夫とはそれっきり。昨年、息子の独立を機にフリーランスに。コピーを書くことのほかに、ヨガと瞑想を広げる活動も展開中。人生の後半は、好きな人と好きなことしかしないと決める。
執筆note 「完熟5(かんじゅくふぁいぶ)」

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