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Let’sメノトレ16 気持ちよい汗をかこうエクササイズ応用編 ~今ある筋肉を保つゆるトレ&ストレッチのすすめ~

メノトレ16気持ちよい汗をかこうエクササイズ応用編

毎日忙しく、疲れもたまりがちなメノ活世代。「運動した方がいいのはわかってるけど、これ以上がんばれないよ~」っていうのが正直な気持ちでは?
がんばらなくてもいい、気持ちいいレベルのゆるーいトレーニング&ストレッチ<メノトレ>は、今日のからだを快適に、明日のからだをもっと元気にするコツをお伝えします!


サラサラ汗とベタベタの汗の違いと理由

いよいよ梅雨もあけてきました。前回は汗の質と初級編の汗腺トレーニングをご紹介しましたが、実行していただけましたか。
※ベタベタ汗からサラサラ汗を目指すエクササイズ初級編はこちらから

大きく分けて2つあるという汗の質について、おさらいしていきましょう。まず、自律神経の乱れや汗の通り道である汗腺(かんせん)の機能低下により、一気にドバっと出てしまうベタベタ汗。これは汗腺でナトリウムイオン(塩分)などのミネラルの再吸収が追い付かず、塩分濃度が高いまま皮膚に表れてしまう結果起こるものでした。塩分を体外へ放出することになるため、脱水症状や熱中症の引き金になり、粘度があって蒸発しにくいので不快感も残ります。

メノ女世代が悩まされがちなホットフラッシュによる汗も、出力量が調整されず、ドバっと一気に出がちな点でベタベタ汗に質が似ています。主な原因は、これまで「メノトレ」企画に何度も出てきた不調の原因、自律神経の乱れ……うーん、これはもうメノポーズ世代にとっての宿命なのでしょうか。

一方、自律神経と汗腺機能が正常に働いているときの汗は、少量ずつ分泌され、なおかつ汗腺でナトリウムイオン(塩)などのミネラルの再吸収が促されます。皮膚に出る汗の成分はほぼ水分となり、サラリとした質感でスウッと気化しやすく、あまりニオイも残らないというわけです。

より体温を上げやすくなる運動をマスターしよう!

せっかくなら、心地のよいサラサラ汗をかいていきたいもの。そのためには、自律神経を整え、汗腺を鍛えることがポイントです。まず、自律神経を整えるエクササイズは寝起きにできるこちらをご参照いただきましょう。

次に汗腺を鍛えるトレーニング。前回に引き続き、こまめに体温を上げられるエクササイズの応用編をモノにしてください。前回の動きに上半身の動作が加わっています。

「汗かこうエクササイズ応用編」
①どちらかの足を大きく前に出し、アキレス腱を伸ばすポーズをとる
②上体は起こしたまま、まっすぐ保ち、腰を落として呼吸を止めずにそのままキープ
③両手を真横からゆっくり上げ、頭の上でパチンと手を打ち、手を戻す。5回くりかえす
④反対の足を前に出し、同様に行う

もっと汗をかきたい方は、腰をぐっと落として下半身に負荷をかけてみてください。これだけで、けっこうキツい。息も切れます。私は1週間ほど続けていますが、なんとなくサラサラ汗が出て蒸発していっている……気もします。夏本番を迎える前に、サラサラ汗の習慣をつけて、酷暑のストレスを少しでも緩和できるといいですね。


監修:理学療法士 浜野 久美子

チーム完熟・マンゴー(ライター)

「チーム完熟」の下っぱ特攻隊長。厄年以上、更年期未満の1979年生まれ。フリーランスコピーライター / 唎酒師 / 2児の母 / 2021年5月に離婚。2020年末あたりから謎のめまいが頻発し、その原因を突き止めるべく病院をめぐる。2021年現在のストレス点数は685点(※300点以上で翌年に健康障害が生じる危険性80% 出典:夏目誠・大阪樟蔭女子大学教授提供より)。
執筆note 「完熟5(かんじゅくふぁいぶ)」

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