毎日忙しく、疲れもたまりがちなメノ活世代。「運動した方がいいのはわかってるけど、これ以上がんばれないよ~」っていうのが正直な気持ちでは?
がんばらなくてもいい、気持ちいいレベルのゆるーいトレーニング&ストレッチ<メノトレ>は、今日のからだを快適に、明日のからだをもっと元気にするコツをお伝えします!
いくら重ね着しても寒い……年を重ねるごとに身にこたえる「冷え」。みなさま身体を動かして、内側から温めていきませんか。今回から2回にわたって足先を動かす簡単な体操をご紹介いたします。
そもそもなぜ身体が冷えるのかといえば、血行不良が主な原因。その要因の一つに筋肉量が少ないことが挙げられます。筋肉の少ない身体は、血流を押し流すポンプ機能が低いため、ずっと同じ姿勢でいるとより血行が悪くなってしまいがち。特に冬は寒さによって身体がちぢこまって運動量が減ることで、ますます血行が悪化するという負の連鎖を起こすのです。
そこで生活動作量を増やすためウォーキングなどが適しているのですが、厳冬はお外に出たくない気持ちも分かります。ここは無理せず温かい部屋で軽いストレッチ的なエクササイズから始めてみてはいかがでしょうか。
寝る前や、朝起きてからベッドの上で「足指にぎり」
①仰向けに寝て、足指をぎゅっとにぎる
②そのまま、つま先を天井へ上げる
③足指を開き、足指を開いたままつま先を下げる
これを10回ほど繰り返す。イスに座ってやってもOK!
※足がつってしまう場合は無理せず中止してください。足がつりそうになる場合はお風呂の中で試してみると良いかもしれません。
わたくしマンゴーは、足指をぎゅっと握るだけでも苦労するような気が。なんでしょう、想像以上に身体が固まっていて言うことをきいてくれない感じです。「足指にぎり」は地味な動きに見えて、普段使っていない筋肉を使うメノトレです。ふくらはぎのむくみも和らげるので、ちょくちょくやってみてくださいね。
監修:理学療法士 浜野 久美子