チーム完熟 の【完熟お見舞い、申し上げます】
既婚、未婚、子あり、子なし、シングルマザーとバラエティに富んだ編成のコピーライター集団「チーム完熟」。酸いも甘いもかみ分けてきた40代~50代の4人が人生の後半にさしかかり、訪れた心身の変化に向き合う奮闘記【完熟お見舞い、申し上げます】。同世代の読者が抱えるモヤモヤした気持ちを少しでも明るく照らせますように!
運動嫌いの私が、メノ活の王道、行ってみる?「50歳のうぬぼれ鏡」vol.7
あけましておめでとうございます!
チーム完熟のビューティ隊長ライチです。
いや、すみません嘘です。
この年代になるまでエステもフィットネスジムも、全然やっていなかったズボラウーマンなので、全然隊長なんかじゃないのです。
このコラムの連載をきっかけに、イチから始めてネタにしているだけです。
さてメイクアップを習って、ヘアトリートメントをして、次は何?となった時に、
月並みながら、やっぱり身体を絞りたくなりました。
私は比較的体重の増減がない体質で、若い頃からずっとプラスマイナス2kgの範囲。
ありがたいことにダイエットとは無縁な人生を送ってきました。
ところがですね。
とかく運動不足なこのご時世と、代謝が衰えるメノポーズ世代のせいもあってか、
体重!増えたんですよ。ベストから5kgも。
若い頃と同じベストが少し少なめ設定だったとしても、それを勘案しても+3kg。
デニムのウエストにお腹が乗るってやつです!
こちとら小学校から筋金入りの文化部で、体育の成績は常に2の運動音痴。
運動、大っ嫌いなんですよ。ラジオ体操すらイヤ。走る、泳ぐなんてありえない。
そんな自分を変えなきゃいけない気がしてきました。
スタイルがどうとか、審美的な意義よりも、運動能力が退化するのは怖いんです。
筋肉が落ちて痩せ衰え、最終的には車椅子になった、母の晩年が思い浮かんでしまいます。
筋力が落ちるのって危険なんですよ。
思うように動けないと、転倒や転落を起こしやすくなり、
年齢的に骨ももろくなっているから簡単に骨折します。
人工関節を入れるなどの大きな手術で入院している間に、認知が衰えてしまったりするんです。
晩年の骨を守るのは筋肉しかありません。やっぱり、今からやらなきゃ。
まずは、最近はやりの「ピクミンブルーム」というスマホのゲームアプリを試しました。
外を歩いた歩数に応じて、ピクミンという可愛いキャラクターが育って楽しいです。
ひと駅ぶん余計に歩こうかなというモチベーションが湧いてきます。
しかし、外出しない日はなんにもしないわけで。ゲームのためだけに着替えて出かけるなんて、絶対ないですから。
ちなみにピクミンは放置しても死ぬことはありません。
昔のたまごっちとはここが違います。と、世代ネタをかましておきますか。
ともかく、運動はこれだけじゃ足りない。やはり家の中でできることもしなければ。
そこで、次にスクワットを始めました。かがみ込んで立ち上がるだけの、単純なエクササイズですね。
これなら道具もいらず、スペースもとらず。
いちばん鍛えたい下半身に効果があると、いいことずくめ。
どうだったか、ですって?
すんごく効きましたよ!
3週間ほどで、あきらかにおなかが引き締まり、平らになりましたから。
でもねえ、こういうのってだめなんですよ。
「あっ、やれば効くんだ!」ってわかっちゃうと、安心してやらなくなっちゃう。
なんだかんだつらい運動ですからね、スクワットは。
案の定、もうやってない日々の方が長いわけです。
人間は弱い。いや、こういう時だけ主語を大きくしちゃいかん。私は弱い。
こういう時にとる手段としては、フィットネスジムにお金を献上してそのもったいなさをモチベーションにするか。
それとも、他の同志と励まし合い、相互監視の目を光らせるか。
えっ、そのふたつを同時にできる施設があるんですかぁ?(棒読み)
私の近所にもあります。女性専用フィットネスジム、カー○スが。
私、次回ここに体験に行って、コラムのネタにしようと思います。
もう行って知ってるよ!っていう方、申し訳ないです。スルーでお願いします。
体験にあたっては、まず人に見せられるウエアを買わなくては。
はい、なんとそこからなんです。情けないことに。
2022年はフィジカルなメノ活の、第一歩を踏み出そうと思います!
どうぞ、ライチのチャレンジを温かくお見守りくださいませ。